BtoCは第一印象が大事

先日の事ですが、お電話で問い合わせいただいてご来店いただいたお客様に、電話での対応を褒めていただくことがありました。

何でも(あくまでその方が言うには、ですよ)、電話の声がとても穏やかで、とても信頼出来ると思えたとのことでした。

シャイなボクは、面と向かって褒められるとどこにも逃げ場がないので、冷や汗をかきます(笑)

とまぁこんなことがあったんですが、別にボクが特別優れてるとかそういう話ではなくて、BtoCにおいては、お客様が受ける第一印象が商いの成否を左右するぐらい重要ですよ、という話です。

第一印象、ボクはかなりというか、ほぼそれだけで初めて会う人やお店を判断するぐらい重要視してるんですが、皆さんはどうでしょうか?

初めてのお店に問い合わせの電話をかけたとします。

A店は、穏やかで話を親身になって聞いてくれました。

B店は、電話の声もぶっきらぼうだし、何だか面倒くさそうで、あまり話も聞いてくれない。

貴方は、どちらのお店を選びたいと思いますか?

A店ですよね?B店を選ぶ人はまずいないと思います。

「顧客視点」という言葉があります。

かなり深い内容が込められた言葉なんですが、コンサルタントでもないボクがそれを語るのもおかしな話なのでここでは割愛しますが、要は、自分がお客さんになった気持ちで自分の仕事や商いを検証することです。

自分がお客さんの立場になったら、まずB店みたいな嫌な気分になる対応のお店は選ばないと思うんです。

ところが、職人さんに本当に多いんですが、電話やメール・ご来店時の対応がぶっきらぼうというか無愛想というか、全く顧客視点のない対応をしている人が多すぎるんです。

自分がされて嫌なことを、なぜお客さんにするの?

自分がお客さんの立場になったとして、威圧的な態度で接してくるお店と信頼関係を築きたいと思いますか?

「思う」という人は、ボクのブログ読んでもなんのメリットも無い方なんで、どうぞお帰りください(笑)

別に、リッツ・カールトンやディズニーみたいなホスピタリティ(もてなし)を持てとか言ってません。

第一、そんなこと出来るわけがない。

ですが、これからお客さんになろうとしている相手に対し、最低限でも(ホントはもっと必要ですが)心をこめた接客をするのは、BtoCをやるなら当たり前のことです。

BtoBの業者さん相手の時の対応と同じことをしていては、BtoCは絶対に成功しません。

職人って、技術のことばっかり自慢する人多いですけど、第一印象で弾かれたら、その自慢の技術をどうやって披露するんですかね?

今時、威圧的な態度が職人のプライドだとか思ってるアホな職人は滅んでしまえ(笑)

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心のシミも抜く染み抜き屋|栗田裕史.com

1969年京都生まれ京都育ち。染色補正という裏方の業種の職人でありながら、BtoBからBtoCへ挑戦。全て自力でサイトを作り「なをし屋」という屋号で、表舞台へと出る。 クリーニング師・染色補正士・京友禅伝統工芸士の三種の国家資格を持つ職人。

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