社交性は、天賦の才ではなく努力の賜物

職人ってコミュニケーションが苦手な人が多いように思う、という話は何度か書きました。

あまり人とのコミュニケーションが得意でない人から見ると、社交性って元からの性格だと思っている人が多そうですが、ホントにそうでしょうか?

もちろん、特に意識しなくても社交的に振る舞える人はいます。

でも、世の中のそれなりに社交性のある人たちが皆んな、生まれ持った性格だけでコミュニケーションする力を発揮していると思いますか?

かくいうボクも、今では何とか社交的(と自分では思っている)に振る舞っていますが、ボクの子供時代や学生時代を知ってる人が見たら、あまりの変わりように驚くかもしれません(笑)

社交性は、天賦の才能ではない

ボク、小さい頃は身体も弱かったし、ホントに根暗でコミュ力が低いから、全然友達とかいなかったんですよ。

ま、今もそんなにいないけど(笑)

どれぐらいいなかったかというと、いつも遊び相手が同じ女の子で、いつもままごとしてて、それを見ていた母親が気に病んでたらしいぐらい、友達がいなかった(笑)

そんなボクですが、大人になった今、とりあえずビジネスを円滑に進めることが出来るぐらいには、初対面の方であっても何とかコミュニケーション出来ています。

なぜか?

簡単な事です。

必要だから。コミュニケーション力が足りない事を自覚して努力したから。

職人さんで社交的でない人は、「職人だから」ということを免罪符のように口にしますが、それって単に貴方の勝手な都合ですよね?

貴方の都合に付き合わされるなんて、相手の方はなんて理不尽な目に合っているのかと思うことでしょう。

天賦の才が無ければ、努力するしかない

繰り返しになりますが、ボクは決して人とのコミュニケーションは得意ではありません。

天賦のコミュニケーション力がある方がホントに羨ましいです。

それでも、元から無い物をただ欲しがっても何もかわりません。

持っていなくて必要な物は、努力して手にいれるしかないんです。

「アイツは元から○○だから」「アイツだから出来るんだよ」

そんな言い訳で、変わらない自分を正当化するのはもう止めましょう。

とはいえ、空気を読む努力は忘れずに(笑)

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心のシミも抜く染み抜き屋|栗田裕史.com

1969年京都生まれ京都育ち。染色補正という裏方の業種の職人でありながら、BtoBからBtoCへ挑戦。全て自力でサイトを作り「なをし屋」という屋号で、表舞台へと出る。 クリーニング師・染色補正士・京友禅伝統工芸士の三種の国家資格を持つ職人。

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