仕事を好きになっても、趣味にするな

仕事、好きですか?

ボクは・・・まぁ、好きですかね(笑)

仕事を好きになる、または好きなことを仕事にする。

別にボクが偉そうに言うことでもないのですが、これは良いことだと思います。

好きなことであれば、続ける力も湧いてきますし。

ただ、職人さん、特に手仕事系の職人さんに多く見られる仕事と趣味の境界線が曖昧、これは非常に良くないです。

どういう事かと言うと、仕事というものは、プロである以上は常にお金のことを考えなくてはならない。ぶっちゃけてしまえば、儲けを考えなくてはならないわけです。

ところが、仕事が好きな人の中でも趣味のような感覚で仕事をしている人の場合、仕事をすること自体に喜びを感じてしまって、お金のことは二の次になってしまい、適性でない料金で仕事を請け負ってしまったりしてしまうのです。

ボクが今までお会いした数々の職人さん達の中にも、結構な割合でそういう方がいらっしゃいました。

仕事をすること自体が趣味で喜びだから、睡眠時間を削ってまで仕上げた物の料金が全く割りに合わなくても全然気にしないとか、手間暇をかけて創った作品が買い叩かれても、作品を買ってくれる人がいるだけで嬉しいとか…

趣味ならそれでも良いんです。趣味ならば。

でも、職人たる者、それを生業にしているのなら、適正な料金を頂くことは、絶対に譲ってはならない領域な筈ではないでしょうか?

仕事であれば、適正な対価を頂く

しつこいようですが、プロの仕事と趣味(アマチュア)の絶対の境界線、それは、プロとして適正な対価を頂くということ。

適正な対価を請求するということは、自分の仕事に誇りと責任を持つということ。

つまりは、言い訳の出来ない状況で常に最善を尽くすことを自らに課すいうことです。

それこそがプロとして一番大切なことだとボクはいつも考えています。

好きなことは良いことなのですが、どうしても自己満足に陥りがちな面があります。

皆さんも、自己満足に陥っていないか?仕事が趣味化していないか?、客観的に見直してみてはいかがでしょうか?

どんなに好きなことであっても、仕事や生業であるからには、きちんとお金を頂かなければ続けることすら不可能になってしまうのです。

好きで続けたいからこそ、仕事は趣味にしてはならないんです。

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心のシミも抜く染み抜き屋|栗田裕史.com

1969年京都生まれ京都育ち。染色補正という裏方の業種の職人でありながら、BtoBからBtoCへ挑戦。全て自力でサイトを作り「なをし屋」という屋号で、表舞台へと出る。 クリーニング師・染色補正士・京友禅伝統工芸士の三種の国家資格を持つ職人。

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